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僕参まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:僕参(ぼくしん)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL61)
  • 英名:Pucan (BL61)


取穴(位置・取り方)

  • 外果(外くるぶし)の後下方、外果の下縁と踵骨の間の陥凹に取る。
  • 申脈(BL62)のすぐ後方、立位で探ると分かりやすい。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚、皮下組織。
  • 筋肉・腱:長腓骨筋腱、短腓骨筋腱の走行部に近い。
  • 神経:腓骨神経浅枝、外側足背皮神経。
  • 血管:外果後動脈枝、足背静脈網。


東洋医学的作用(要点)

  • 疎風清熱:風邪や外邪による頭痛・項強に応用。
  • 通絡止痛:下肢の疼痛、坐骨神経痛、足関節痛を緩和。
  • 清頭明目:頭部・目の症状を和らげる。


主な適応

  • 頭痛、めまい。
  • 項部強直(首のこわばり)。
  • 坐骨神経痛、下肢痛。
  • 足関節周囲の疼痛・腫脹。
  • 眼精疲労、視力減退。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:直刺または斜刺。
  • 刺入深さ:0.3〜0.5寸(約10〜15mm)。
  • 灸法:知熱灸・温灸いずれも可能で、足関節の冷えや疼痛に良い。
  • 注意点:表層に血管・神経が多いため、過度な刺激は避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。

胞肓まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:胞肓(ほうこう)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL53)
  • 英名:Baohuang (BL53)


取穴(位置・取り方)

  • 第2仙骨孔の高さで、後正中線から外方3寸に取る。
  • 膀胱兪(BL28)の外方に位置し、次髎(BL32)とほぼ同じ高さ。
  • 骨盤外側部の陥凹を探るとわかりやすい。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 調理膀胱:膀胱機能を整え、排尿障害を改善する。
  • 補腎助陽:腎気を補い、生殖機能や泌尿器症状に応用される。
  • 理気止痛:腰臀部の疼痛や下腹部の張りに有効とされる。


主な適応

  • 腰痛、腰臀部の鈍痛。
  • 排尿困難、頻尿、遺尿。
  • 生殖機能低下(陽痿・遺精・不妊)。
  • 下腹部膨満感、婦人科系疾患(子宮疾患・月経不調)。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:やや内方に斜刺または平刺。
  • 刺入深さ:0.8〜1.2寸(約20〜30mm)。
  • 灸法:温灸・知熱灸ともに有効で、特に腎虚や冷えを伴う症状に適する。
  • 注意点:深刺で仙骨孔や神経に影響を与えぬよう配慮する。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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肓門まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:肓門(こうもん)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL51)
  • 英名:Huangmen (BL51)


取穴(位置・取り方)



解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚、皮下組織。
  • 筋肉:広背筋脊柱起立筋
  • 神経:腰神経後枝。
  • 血管:腰動脈背枝。


東洋医学的作用(要点)

  • 補腎益精:腎気を補い、腰痛や生殖機能低下に有効。
  • 調理三焦:三焦の気化を助け、水分代謝を改善。
  • 強腰健脊:腰背部の力を補い、腰痛や下肢のだるさを軽減。


主な適応

  • 腰痛、腰のだるさ。
  • 生殖機能低下(遺精・陽痿・不妊)。
  • 頻尿・排尿困難など泌尿器疾患。
  • 下痢、腹部膨満、水腫。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:内方斜刺。
  • 刺入深さ:0.5〜0.8寸(約10〜20mm)。
  • 灸法:温灸が有効。特に腎虚による腰痛や頻尿に適応。
  • 注意点:深刺は腎臓に影響するため、必ず安全範囲で行う。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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胃倉まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:胃倉(いそう)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL50)
  • 英名:Weicang (BL50)


取穴(位置・取り方)

  • 第12胸椎棘突起下縁の高さで、後正中線から外方3寸に取る。
  • 胃兪(BL21)の外方に位置し、胃の調整に関係が深い。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 健脾和胃:胃気を整え、食欲不振や消化不良に効果。
  • 消滞化積:食積による腹部膨満や胸やけに対応。
  • 安中止痛:胃脘痛や胃部圧迫感を緩和。


主な適応

  • 胃脘痛、胃炎、胃潰瘍。
  • 消化不良、食欲不振。
  • 腹部膨満、嘔吐、げっぷ。
  • 消化管機能低下による慢性疾患。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:内方斜刺。
  • 刺入深さ:0.5〜0.8寸(約10〜20mm)。
  • 灸法:温灸・知熱灸が適応。胃の虚寒による胃痛や食欲不振に効果。
  • 注意点:胸腔や腹腔に近いため、過度の深刺は避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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意舎まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:意舎(いしゃ)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL49)
  • 英名:Yishe (BL49)


取穴(位置・取り方)

  • 第11胸椎棘突起下縁の高さで、後正中線から外方3寸に取る。
  • 脾兪(BL20)の外方に位置し、脾胃機能との関わりが深い。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 健脾和胃:脾胃を整え、飲食不調や消化不良に効果。
  • 寛中止痛:腹部の膨満や疼痛を軽減する。
  • 安心作用:意舎は「意(思慮・考えすぎ)」と関係し、心脾の不調による不安や憂うつに応用される。


主な適応

  • 胃脘痛、腹部膨満、消化不良。
  • 下痢、嘔吐。
  • 憂うつ、不安、不眠。
  • 思慮過度による心脾不調。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:内方斜刺。
  • 刺入深さ:0.5〜0.8寸(約10〜20mm)。
  • 灸法:温灸・知熱灸が適応。脾胃虚弱や慢性の消化器症状に用いられる。
  • 注意点:胸腔に近いため深刺は避ける。特に痩せ型患者では要注意。


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陽綱まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:陽綱(ようこう)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL48)
  • 英名:Yanggang (BL48)


取穴(位置・取り方)

  • 第10胸胆兪椎棘突起下縁の高さで、後正中線から外方3寸に取る。
  • 胆兪(BL19)の外方で、横隔膜や胆経と関わりが深い部位。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 疏肝利胆:肝胆の気を巡らせ、胸脇部の張りや胆道症状に応用。
  • 調和中焦:消化不良や腹部の膨満感に用いられる。
  • 安神作用:情志の不安定やストレスによる不眠に役立つとされる。


主な適応

  • 胸脇部の張り・脹痛。
  • 肝胆疾患(胆石症、胆のう炎などの補助療法)。
  • 消化不良、胃脘痛、腹部膨満。
  • 情志不安、いらいら、不眠。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:内方斜刺。
  • 刺入深さ:0.5〜0.8寸(約10〜20mm)。
  • 灸法:温灸や知熱灸も可能。慢性の肝胆疾患や消化器症状に応用される。
  • 注意点:胸腔に近接するため、深刺は避ける。特に痩せ型の患者は注意。


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魂門まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:魂門(こんもん)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL47)
  • 英名:Hunmen (BL47)


取穴(位置・取り方)

  • 第9胸椎棘突起下縁と同じ高さで、後正中線から外方3寸に取る。
  • 肝兪(BL18)の外側に位置し、肝の機能と関係が深い。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 疏肝理気:肝気の滞りを解消し、胸脇部の張り・痛みを和らげる。
  • 安魂定志:精神を安定させ、不眠や多夢、情緒不安に応用される。
  • 調和脾胃:肝気犯胃による胃脘痛や食欲不振を改善する。


主な適応

  • 胸脇部の張りや痛み。
  • 不眠、多夢、精神不安。
  • 食欲不振、胃脘部不快感。
  • 情志の不安定、ストレス症状。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:内方斜刺。
  • 刺入深さ:0.5〜0.8寸(約10〜20mm)。
  • 灸法:温灸や知熱灸も可能。不眠や消化器症状に用いられる。
  • 注意点:胸腔に近いため深刺は避ける。やせ型の患者では特に注意。


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膈関まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:膈関(かくかん)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL46)
  • 英名:Geguan (BL46)


取穴(位置・取り方)

  • 第7胸椎棘突起下縁(大椎から数えて第7)と同じ高さで、後正中線から外方3寸に取る。
  • 膈兪(BL17)の外側方にあたり、肩甲骨内側縁の内側に位置する。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 理気寛胸:胸部や膈(横隔膜)の気滞を除き、胸部の膨満や胸痛を和らげる。
  • 調中作用:胃腸機能を整え、嘔吐や胃のつかえを改善する。
  • 活血化瘀:血行を促進し、血瘀による胸痛・心悸に有効。


主な適応

  • 胸痛、胸部膨満感。
  • 胃脘痛、嘔吐、しゃっくり。
  • 咳嗽、呼吸困難。
  • 心悸、不安感、胸中の鬱滞。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:やや内方斜刺。
  • 刺入深さ:0.5〜0.8寸(約10〜20mm)。
  • 灸法:温灸・知熱灸も可能。慢性胃痛や胸部のつかえ感に有効。
  • 注意点:深刺により胸腔を損傷する可能性があるため、特にやせ型の人は注意。


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譩譆まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:譩譆(いき)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL45)
  • 英名:Yixi (BL45)


取穴(位置・取り方)

  • 第6胸椎棘突起の下縁(大椎から数えて第6)と同じ高さで、後正中線から外方3寸に取る。
  • 肩甲骨内側縁よりやや内方、肩甲間部の高さに位置する。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 肺気の調整:咳嗽、喘息、呼吸困難を改善する。
  • 気道を清める:痰の多い咳や気道閉塞感に有効。
  • 精神安定:胸中の鬱滞を除き、情志の安定を助ける。


主な適応

  • 咳嗽、気管支炎、喘息。
  • 胸痛、胸部膨満感。
  • 肩背部のこわばり、肩甲間部痛。
  • 不眠や情志不安などの心因性症状。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:内方またはやや斜め内下方。
  • 刺入深さ:0.5〜0.8寸(約10〜20mm)。
  • 灸法:温灸や知熱灸も可。慢性の咳や喘息に適応。
  • 注意点:深刺は肺を損傷する恐れがあるため、特にやせ型の人には注意。


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浮郄まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:浮郄(ふげき)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL38)
  • 英名:Fuxi (BL38)


取穴(位置・取り方)

  • 膝後部、大腿二頭筋腱の内側、膝窩横紋の上方1寸に取る。
  • 委陽(BL39)の1寸上方で、大腿二頭筋腱の内縁に指を沿わせて探すと分かりやすい。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 経絡の疏通:膝窩〜下肢の気血の流れを整える。
  • 熱を冷ます:膀胱経の実熱を鎮め、下肢の腫脹や熱感を除く。
  • 腰膝の強健:下肢痛・腰痛に対応する補助穴。


主な適応

  • 腰痛、坐骨神経痛。
  • 膝窩部の腫脹、膝関節痛。
  • 下肢の麻痺や痙攣。
  • 腸疾患(下痢、腹痛など)に用いられることもある。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:やや内方または直刺。
  • 刺入深さ:0.5〜1.0寸(約15〜25mm)。
  • 灸法:腰膝痛や下肢麻痺には温灸も有効。
  • 注意点:深刺しにより膝窩動脈や脛骨神経を損傷しないよう注意。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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会陽まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:会陽(えよう)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL35)
  • 英名:Huiyang (BL35)


取穴(位置・取り方)

  • 臀部、尾骨下端の外方0.5寸に取る。
  • お尻の割れ目を下から上(背中側)へなぞっていき指が最初に触れる硬い骨の先端が尾骨の先端、しりもちをついたときに当たる場所でもある。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚、皮下組織。
  • 筋肉:大臀筋下部。
  • 神経:下臀神経、肛門周囲の枝、坐骨神経に近接。
  • 血管:下臀動脈・静脈分枝。


東洋医学的作用(要点)

  • 痔疾を治す:痔核、脱肛、肛門部の腫れや痛みに有効。
  • 下焦を調整:排便・排尿機能を整える。
  • 腰臀部の気血を活性化:腰臀部や坐骨神経の障害に有効。


主な適応

  • 痔疾(痔核、脱肛、痔瘻、肛門出血)。
  • 便秘、下痢。
  • 排尿障害(頻尿、尿閉、尿失禁)。
  • 腰痛、坐骨神経痛、臀部痛。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:やや斜め内方へ向けて直刺。
  • 刺入深さ:1.0〜1.5寸(約25〜40mm)。
  • 灸法:痔疾や泌尿器疾患には温灸が適する。
  • 注意点:深刺しにより直腸を損傷しないよう注意する。


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白環兪まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:白環兪(はっかんゆ)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL30)
  • 英名:Baihuanshu (BL30)


取穴(位置・取り方)

  • 腰部、第4仙椎棘突起下縁の高さ(下髎・BL34の高さ)、正中線の外方1.5寸に取る。
  • 仙骨部の外側に位置し、仙骨孔の高さに一致する。
  • 中膂兪(BL29)の1椎下にあり、仙骨下部の重要な兪穴。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋層:広背筋、仙棘筋、仙骨靭帯。
  • 神経:仙骨神経後枝、坐骨神経に近接。
  • 血管:仙骨外側動脈、腰仙動脈枝。


東洋医学的作用(要点)

  • 腰臀部の痛みを治す:腰痛・坐骨神経痛・臀部のこわばりに有効。
  • 調経・安胎:婦人科系の月経不順や不妊症、安胎の目的で用いられる。
  • 小便不利を改善:排尿困難や遺尿、頻尿に応用される。


主な適応

  • 腰痛、坐骨神経痛、仙腸関節痛。
  • 下肢の痺れや脱力。
  • 婦人科疾患(月経不調、帯下、不妊症、流産予防)。
  • 泌尿器疾患(頻尿、排尿困難、尿失禁、遺尿)。
  • 便秘や下痢などの腸疾患。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:直刺またはやや内方へ向けて刺入。
  • 刺入深さ:0.8〜1.5寸(約20〜35mm)。
  • 針具:直径0.20〜0.24mm、長さ40〜50mmの鍼を用いる。
  • 灸法:冷えを伴う婦人科疾患や泌尿器疾患には温灸が適する。
  • 注意点:深刺により坐骨神経を過度に刺激しないよう配慮する。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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中膂兪まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:中膂兪(ちゅうりょゆ)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL29)
  • 英名:Zhonglushu (BL29)


取穴(位置・取り方)



解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋層:広背筋、腰背腱膜、仙棘筋。
  • 神経:腰神経後枝、仙骨神経後枝。
  • 血管:腰動脈枝、仙骨外側動脈枝。


東洋医学的作用(要点)

  • 調和下焦:泌尿器・生殖器疾患に応用。
  • 利腰脚:腰痛や下肢の重だるさ、坐骨神経痛に有効とされる。
  • 通経活絡:経絡の流れを改善し、痺れや麻痺を軽減する。


主な適応

  • 腰痛、仙骨部痛、坐骨神経痛。
  • 下肢のしびれや筋力低下。
  • 頻尿、排尿困難、遺尿など泌尿器症状。
  • 婦人科疾患(月経不調、帯下、不妊など)。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:やや内方に向けた直刺、または軽い斜刺。
  • 刺入深さ:0.8〜1.2寸(約20〜30mm)。
  • 針具:直径0.20〜0.24mm、長さ40mm程度の鍼を用いる。
  • 灸法:冷えや虚弱に伴う腰痛や泌尿器疾患では温灸が適する。
  • 注意点:仙骨孔に近いため、過度な深刺は避け、神経痛様の響きが強すぎないよう配慮する。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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関元兪まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:関元兪(かんげんゆ)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL26)
  • 英名:Guanyuanshu (BL26)


取穴(位置・取り方)

  • 腰部、第5腰椎棘突起の下縁の外方1.5寸に取る。
  • 腰椎の最下部で骨盤に近い位置にあり、腰の広い筋肉の外縁にあたる。
  • 大腸兪(BL25)の1椎下に位置するため、椎体を数えて取穴する。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋層:広背筋、腰背腱膜、脊柱起立筋群
  • 神経:腰神経後枝。
  • 血管:腰動脈背枝。


東洋医学的作用(要点)

  • 補腎益精:腎気を補い、腰痛・下肢脱力に有効。
  • 調和下焦:生殖器疾患、婦人科疾患、泌尿器疾患に応用。
  • 腰痛要穴:特に慢性腰痛にしばしば選穴される。


主な適応

  • 腰痛、坐骨神経痛。
  • 泌尿器疾患(頻尿、排尿困難、遺尿)。
  • 婦人科疾患(月経痛、月経不順、不妊症)。
  • 慢性疲労・冷え性・虚弱体質。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:やや内方へ斜刺、または直刺。
  • 刺入深さ:0.8〜1.2寸(約20〜30mm)。
  • 針具:0.20〜0.24mm径、40〜50mm鍼を用いる。
  • 灸法:腎虚や冷えを伴う腰痛には温灸・知熱灸が有効。
  • 注意点:深刺で脊髄や臓器を損傷する危険は少ないが、過度の刺激は避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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気海兪まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:気海兪(きかいゆ)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL24)
  • 英名:Qihaishu (BL24)


取穴(位置・取り方)

  • 腰部、第3腰椎棘突起の下縁の外方1.5寸に取る。
  • 腰部中央からやや外側で、腰の筋肉の膨隆部に触れる位置。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋層:広背筋、腰背腱膜、脊柱起立筋
  • 神経:腰神経後枝。
  • 血管:腰動脈背枝。


東洋医学的作用(要点)

  • 補益腎気:腎を補い、腰痛や下肢の脱力を改善。
  • 調和下焦:泌尿器・婦人科系の不調を整える。
  • 強腰健骨:腰背部のこわばりや虚弱体質の改善。


主な適応

  • 腰痛、坐骨神経痛、下肢のしびれ。
  • 泌尿器系症状(頻尿、排尿困難、腎虚による症状)。
  • 婦人科系疾患(月経不調、不妊症、帯下)。
  • 慢性疲労や虚弱体質。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:やや内方に斜刺、または直刺。
  • 刺入深さ:0.8〜1.2寸(約20〜30mm)。
  • 針具:0.20〜0.24mm径、40〜50mm鍼を使用。
  • 灸法:腰痛や腎虚には灸が有効。温灸・知熱灸を用いる。
  • 注意点:深刺での臓器損傷の危険は少ないが、角度と深さに注意する。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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督兪まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:督兪(とくゆ)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL16)
  • 英名:Dushu (BL16)


取穴(位置・取り方)

  • 第6胸椎棘突起の下縁(督脈の霊台GV10の高さ)の外方1.5寸に取る。
  • 肩甲骨下角を結んだ線を第7胸椎棘突起の高さに定め、そこから探る。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 調和督脈:督脈と関係し、脊椎や背部の不調を整える。
  • 理気活絡:背部痛や肩甲間部の凝りに有効。
  • 安神:精神安定、不眠、焦燥感に応用される。


主な適応

  • 背部痛、肩甲間部痛。
  • 心窩部の痞えや胸苦しさ。
  • 不眠、焦燥感、精神神経症状。
  • 脊椎や背部のこわばり。
  • 呼吸器症状(咳嗽、喘息)。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:斜刺あるいは直刺。
  • 刺入深さ:0.5〜1寸(約10〜20mm)。
  • 針具:0.16〜0.24mm径、30〜40mm鍼を使用。
  • 灸法:知熱灸・温灸を併用すると背部痛・冷えを伴う不眠に効果的。
  • 注意点:過度に深刺すると気胸の危険があるため、角度と深さに注意する。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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玉枕まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:玉枕(ぎょくちん)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL9)
  • 英名:Yuzhen (BL9)


取穴(位置・取り方)

  • 後頭部、外後頭隆起上縁と同じ高さで外方1.3寸に取る。
  • 脳戸(GV17)の外方1.3寸、天柱(BL10)の上方にあたる位置。
  • 後頭骨下縁の陥凹部で、頭痛や項部のこわばりの際に圧痛を確認しやすい。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 清頭明目:頭部の気血を調整し、頭痛・めまい・眼疾患に応用される。
  • 安神作用:不眠・多夢・精神不安を和らげるとされる。
  • 疏風解表:風邪や外感による項強・頭痛に適応する。


主な適応

  • 頭痛(特に後頭部・偏頭痛)。
  • めまい、頭重感。
  • 眼疾患(充血、かすみ目、流涙)。
  • 精神神経症状(不眠、多夢、癲癇など)。
  • 項部のこわばりや首の運動障害。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:水平またはやや下方への斜刺。
  • 刺入深さ:0.3〜0.5寸(約5〜10mm)。
  • 針具:細径鍼(0.14〜0.20mm)、25〜30mmの短鍼を用いる。
  • 灸法:知熱灸・温灸は慢性的な頭痛や冷えに伴うめまいに応用。
  • 注意点:後頭動脈の走行に留意し、過度の深刺は避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。

絡却まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:絡却(らくきゃく)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL8)
  • 英名:Luoque (BL8)


取穴(位置・取り方)

  • 頭部、前髪際の上方5.5寸、前正中線(督脈)から外方1.5寸。
  • 承光(BL6)の後方3寸、通天(BL7)の後方1.5寸に取る。
  • 百会(GV20)のやや後外方、頭頂部のやや後方寄りに位置する。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 清頭明目:頭部の気血を調え、頭痛・めまいを和らげる。
  • 開竅安神:精神不安や焦燥を鎮め、不眠・癲癇に用いられる。
  • 醒脳作用:頭の清明感をもたらし、意識障害の補助治療に応用。


主な適応

  • 頭痛(特に頭頂部・後頭部)。
  • めまい・頭重感。
  • 癲癇・発作性疾患。
  • 精神不安・不眠・健忘。
  • 鼻閉・鼻炎。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:前後または側方への皮下斜刺。
  • 刺入深さ:0.3〜0.5寸(約5〜10mm)。
  • 針具:細径鍼(0.14〜0.20mm)、短鍼(15〜25mm)。
  • 灸法:知熱灸・温灸が慢性頭痛や精神不安に応用される。
  • 注意点:頭皮は血管が豊富なため、出血・皮下出血に留意。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。

通天まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:通天(つうてん)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL7)
  • 英名:Tongtian (BL7)


取穴(位置・取り方)



解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 清頭明目:頭部の気血を調え、頭痛やめまいを軽減。
  • 通竅開鼻:鼻閉・鼻炎・副鼻腔炎などの鼻疾患に有効。
  • 安神:精神安定を助け、不眠や焦燥を緩和。


主な適応

  • 頭痛(特に頭頂部〜前頭部)。
  • 鼻閉・鼻炎・副鼻腔炎。
  • めまい・頭重感。
  • 癲癇発作の補助治療。
  • 不眠・多夢。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:前方または後方への皮下斜刺。
  • 刺入深さ:0.3〜0.5寸(約5〜10mm)。
  • 針具:細径鍼(0.14〜0.20mm)、短鍼(15〜25mm)。
  • 灸法:温灸・知熱灸が慢性頭痛や鼻疾患に有効。
  • 注意点:頭皮は血管豊富なため、出血・皮下出血に注意。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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承光まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:承光(しょうこう)
  • 経穴:足の太陽膀胱経(BL6)
  • 英名:Chengguang (BL6)


取穴(位置・取り方)

  • 頭部、前髪際の上方2.5寸、前正中線(督脈)から外方1.5寸。
  • 曲差(BL4)から後方2寸、五処(BL5)から後方1.5寸に取る。
  • 髪際の後方に位置し、頭皮にある経穴。


解剖(近接構造)



東洋医学的作用(要点)

  • 清頭明目:頭部の気血を調整し、頭痛やめまいを改善。
  • 通竅止痛:頭部の経絡を通じさせ、頭重感や鼻疾患を軽減。
  • 安神作用:精神を安定させ、不眠や焦燥を和らげる。


主な適応

  • 頭痛(特に頭頂部や側頭部)。
  • めまい・頭重感。
  • 癲癇・てんかん発作の補助治療。
  • 不眠・多夢。
  • 鼻炎・鼻閉。


刺鍼(実践上の注意)

  • 刺入方向:後方または前方に向けた皮下斜刺。
  • 刺入深さ:0.3〜0.5寸(5〜10mm)。
  • 針具:細径鍼(0.14〜0.20mm)、短鍼(15〜25mm)。
  • 灸法:頭痛や不眠には知熱灸や温灸も有効。
  • 注意点:頭皮は血管が豊富なため、出血や皮下出血に注意。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション


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