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禾髎まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:禾髎(かりょう)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI19)
  • 英名:Heliao (LI19)


取穴(位置・取り方)

  • 人中溝中点と同じ高さ、鼻孔内縁の下方。
  • 顔面局所症状で用いられることが多い穴。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点)

  • 局所調整作用:鼻閉、口唇周囲の運動障害、顔面麻痺に用いる。
  • 開竅通絡:経絡を通じ、気血の流れを改善する。
  • 美容的応用:顔のむくみやたるみ、しわ改善を目的に用いられることもある。


臨床応用(顔面神経麻痺・鼻疾患など)

  • 顔面神経麻痺:口角の動きの改善、笑顔の回復。
  • 鼻疾患:鼻閉、慢性鼻炎、副鼻腔炎。
  • 口唇周囲症状:口唇麻痺、流涎、言語障害の補助。


刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.14–0.20mm、長さ15–30mm。
  • 刺入方向と深さ:
    • 皮膚に対して直刺または斜めに、0.3–0.5寸(約5–10mm)。
    • 浅く刺し、強刺激を避ける。局所の神経や血管に注意。
  • 保持時間:10分前後。急性症状では雀啄など軽刺激も用いる。
  • 灸法:通常は用いないが、美容鍼灸の一部では温熱刺激を加えることがある。


禁忌・注意

  • 顔面動脈が近いので、血管損傷に注意。
  • 感染防止のため、清潔操作を徹底する。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

  • 禾髎は局所の調整に優れるため、顔面神経麻痺の際には、地倉(ST4) や 頬車(ST6) と組み合わせることで口角の運動改善が期待できる。
  • 鼻閉や副鼻腔炎では、迎香(LI20) や 攅竹(BL2) を併用し、鼻の通りを促す。
  • 口唇のしびれや発音障害の改善を目的とする場合には、廉泉(CV23) や 内関(PC6) といった遠隔穴を加えると、全体的な気の巡りを調整できる。

※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。

天鼎まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:天鼎(てんてい)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI17)
  • 英名:Tianding (LI17)


取穴(位置・取り方)



解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋層:胸鎖乳突筋の外縁部。
  • 神経・血管:外頸静脈、頸動脈、頸神経叢が近接。刺鍼は浅く行う。


東洋医学的機能(要点)

  • 利咽・理気:咽喉の腫痛、発声障害、咳嗽などを改善。
  • 清利上焦:痰の停滞による咽喉閉塞感、梅核気(喉の異物感)に有効。
  • 局所治療:頸部の腫脹・リンパ節腫大に用いる。


臨床応用(咽喉疾患・頸部症状など)

  • 咽喉疾患:咽頭炎、喉の腫れ、扁桃炎、発声困難。
  • 呼吸器疾患:咳嗽、痰の停滞、梅核気。
  • 頸部症状:頸部リンパ節炎、甲状腺腫。


刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.14–0.20mm、長さ25–40mm。
  • 刺入方向と深さ(初心者向け):
    • 皮膚に対してやや外側へ向けて斜刺、深さ0.3–0.5寸(約5–10mm)。
    • 深刺は頸動脈や迷走神経への影響があるため禁忌。
  • 保持時間:10–15分。
  • 灸法:灸はあまり用いないが、軽い温灸は慢性咽頭炎に有効。


禁忌・注意

  • 頸動脈・外頸静脈が近接するため、深刺は厳禁。
  • 咽頭炎や急性扁桃炎など強い炎症期には灸を避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。

手五里まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:手五里(てごり)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI13)
  • 英名:Shouwuli (LI13)


取穴(位置・取り方)

  • 上腕外側、曲池(LI11)の上方3寸、上腕骨外側縁に取る。
  • 肘を屈曲し、曲池(LI11)から肩髃(LI15)へ向かう線上を3等分し、肘寄りの1/3の位置にある(注:曲池から肩髃:10寸)。
  • 押圧すると圧痛が出やすく、局所の筋緊張を確認すると取りやすい。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋層:上腕三頭筋外側頭、上腕筋。
  • 神経・血管:橈神経、橈側側副動脈が近接。


東洋医学的機能(要点)

  • 通絡止痛:上腕・肘・肩の疼痛や麻痺に有効。
  • 経気疏通:大腸経の気を調整し、上肢の動きを改善。
  • 筋肉緊張の緩和:肩や上腕の筋のこわばりを和らげる。


臨床応用(運動器・神経疾患など)

  • 肩・上腕痛:肩関節周囲炎、上腕の神経痛。
  • 運動障害:脳卒中後の上肢麻痺、腕の動かしにくさ。
  • 局所疾患:上腕三頭筋外側の筋緊張、疲労性の筋痛。
  • リハビリ補助:運動療法と併用して肩・肘関節の可動域を広げる目的でも用いられる。


刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.20–0.25mm、長さ40–50mm。
  • 刺入方向と深さ:
    • 直刺で0.5–1.5寸(約10–30mm)。
    • 橈神経に近いため、強い響きやしびれが出たら即抜鍼。
  • 保持時間:10–20分程度。局所筋緊張には雀啄や低周波鍼通電も応用可能。
  • 灸法:冷えや慢性肩関節痛に温灸・棒灸を用いると効果的。


禁忌・注意

  • 深刺により橈神経や血管を損傷しないよう注意。
  • 急性炎症や強い腫脹がある場合は灸を避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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肘髎まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:肘髎(ちゅうりょう)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI12)
  • 英名:Zhouliao (LI12)


取穴(位置・取り方)

  • 肘後外側、上腕骨外側上顆の上縁、外側顆上稜の前縁。
  • 肘外側、上腕骨外上顆の上方、曲池(LI11)の上方1寸に取る。
  • 肘を屈曲し、外側上顆と曲池の位置を確認すると取りやすい。
  • 前腕伸展筋群の付着部に位置し、肘周囲の圧痛点としても触知されやすい。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋層:長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋・総指伸筋の起始部。
  • 神経・血管:橈神経深枝、橈側側副動脈が近接。


東洋医学的機能(要点)

  • 通絡止痛:肘や前腕の痛み、麻痺、拘縮に有効。
  • 清熱作用:局所の熱感や炎症、関節腫脹を鎮める。
  • 経気疏通:大腸経の流れを整え、上肢の運動障害に応用。


臨床応用(運動器・神経疾患など)

  • 肘関節疾患:テニス肘(外側上顆炎)、肘の腫脹・疼痛。
  • 上肢の麻痺:脳卒中後の上肢運動障害、しびれ。
  • 神経症状:橈骨神経領域の疼痛や麻痺。
  • 炎症性疾患:肘関節周囲の発赤・熱感を伴う状態。


刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.18–0.25mm、長さ30–40mm。
  • 刺入方向と深さ:
    • 直刺またはやや橈側に向けて0.5–1寸(約10–20mm)。
    • 橈骨神経や血管を避け、強刺激は控える。
  • 保持時間:10–15分程度。局所の痛みに対しては雀啄も応用される。
  • 灸法:冷えを伴う肘関節痛に温灸が有効。


禁忌・注意

  • 橈神経深枝への過剰刺激に注意。しびれ・放散痛があれば即抜鍼。
  • 関節炎の急性期や熱感が強い場合は灸を避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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上廉まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:上廉(じょうれん)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI9)
  • 英名:Shanglian (LI9)


取穴(位置・取り方)



解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋層:長橈側手根伸筋、指伸筋、短橈側手根伸筋。
  • 神経・血管:橈神経浅枝、橈側皮静脈が近接。


東洋医学的機能(要点)

  • 調腸和胃:大腸経に属するため、便秘や下痢などの腸疾患に応用される。
  • 通経止痛:経絡の通りを良くし、肘や前腕の痛みを緩和する。
  • 調気作用:胃腸の不調や疲労感に対して気を整える作用を持つとされる。


臨床応用(消化器・四肢疾患など)

  • 消化器疾患:便秘、下痢、腸鳴、消化不良。
  • 胃腸虚弱:食欲不振、胃のもたれ感。
  • 四肢疾患:前腕や肘の痛み、麻痺、しびれ。
  • 全身のだるさ:気虚・気滞による倦怠感の補助穴として用いられる。


刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.16–0.25mm、長さ30–40mm。
  • 刺入方向と深さ:
    • 直刺で0.5–1寸(約10–20mm)程度。
    • 橈骨に沿う筋間を意識して刺入。
  • 保持時間:10–15分。
  • 灸法:慢性の消化器症状や虚弱体質には温灸を併用することもある。


禁忌・注意

  • 橈神経浅枝に近いため、強刺激での電撃痛に注意。
  • 浅めで安定した刺鍼を心がける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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下廉まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:下廉(げれん)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI8)
  • 英名:Xialian (LI8)


取穴(位置・取り方)



解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点)

  • 腸を整える:大腸経に属し、便秘・下痢・腹痛に応用される。
  • 通経活絡:前腕や肘の痛み、しびれの治療に使われる。
  • 和胃作用:胃腸機能を調整し、消化不良にも応用。


臨床応用(消化器・四肢症状を中心に)

  • 消化器疾患:便秘、下痢、腹痛、腸鳴。
  • 胃腸虚弱:食欲不振、消化不良。
  • 上肢疾患:前腕痛、肘関節痛、手のしびれ。
  • 全身症状:時に頭痛や眩暈の補助穴としても用いられる。


刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.16–0.25mm、長さ30–40mm。
  • 刺入方向と深さ(初心者向け):
    • 直刺で0.5–1寸(約10–20mm)。
    • 橈骨側に注意しつつ、筋間を意識して刺入。
  • 保持時間:10–15分。
  • 灸法:お灸も可能で、慢性の消化器疾患や虚弱体質に有効。


禁忌・注意

  • 橈神経浅枝に近いため、強い響きや電撃痛を感じた場合は抜鍼。
  • 過度の深刺は避け、浅めで安定した刺激を意識する。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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臂臑まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:臂臑(ひじゅ)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI14)
  • 英名:Binao (LI14)


取穴(位置・取り方)

  • 上腕外側、三角筋停止部の下方、上腕骨外側縁の前方に取る。
  • 曲池(LI11)と肩髃(LI15)を結ぶ線上で、曲池の上7寸、腋窩横紋の下2寸に位置する。
  • 患者に腕を軽く挙上させると筋肉が浮き出て取りやすい。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点・古典的記載)

  • 経絡の気血を通じる:上腕から肩への気血の滞りを調えるとされる。
  • 筋肉・関節を和する:肩や腕の拘縮、挙上困難に用いられた。
  • 明目作用:一部古典では目の疾患にも関連づけられている。


古典的応用例

  • 肩関節疾患:五十肩、挙上困難、肩痛。
  • 上腕の運動障害:筋肉のこわばり、麻痺。
  • 眼科疾患:古典的には視力低下や眼のかすみに応用されたとされる。
  • 半身不随:脳卒中後の片麻痺に対する補助的応用の記載がある。


刺鍼法(古典的記載・参考)

  • 刺入方向:直刺または斜刺。
  • 刺入深度:0.8〜1.5寸程度。
  • 注意点:深刺により神経や血管を損傷しないよう注意する。

※本まとめは古典的記載に基づく教育的内容です。実際の施術は必ず有資格者の指導のもと行ってください。



禁忌・注意

  • 強刺激により神経痛様の反応が出ることがあるため、刺激量を控えめにする。
  • 局所に炎症や外傷がある場合は避ける。


臨床のコツ・組み合わせ(古典的視点)

※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。

肩髃まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:肩髃(けんぐう)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI15)
  • 英名:Jianyu (LI15)


取穴(位置・取り方)

  • 肩関節前外側部、肩峰と上腕骨大結節の間の陥凹部に取る。
  • 肩関節を外転させると、三角筋前縁と肩峰の間にくぼみが現れ、そこを目安とする。
  • 巨骨(LI16)の下方、臂臑(LI14)の上方に位置する要穴。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点・古典的記載)

  • 舒筋利関:筋肉・関節を舒展させ、肩の運動障害に応用された。
  • 祛風通絡:風寒湿の影響による肩部の痺痛・拘急を緩和するとされた。
  • 調気止痛:局所の痛みを鎮める目的で用いられた。


古典的応用例

  • 肩関節疾患:肩背の痛み・運動障害・挙上困難。『鍼灸甲乙経』に「肩痛を治す」との記載。
  • 上肢疾患:上腕の痺れ、麻痺、筋肉の萎縮など。
  • 風湿痺:肩関節周囲の風寒湿による痛みやこわばりに用いられた。
  • 皮膚疾患:一部の古典では瘡癰(できもの)にも応用の記載がある。


刺鍼法(古典的記載・参考)

  • 刺入方法:直刺または斜刺、0.8〜1.2寸。
  • 古典的記載:肩関節痛や挙上困難に応用された。
  • 灸法:冷えや慢性痛には温灸が行われた。

※本記事は古典文献を整理した教育的まとめであり、現代医療の効果を保証するものではありません。刺鍼に際しては関節包や神経・血管の位置に留意が必要です。



禁忌・注意(参考)

  • 過度に深刺すると関節包や神経を損傷するおそれがある。
  • 炎症の強い急性期には刺激を控えることが望ましい。
  • 妊婦・高齢者には体調に応じて軽刺激とする。


臨床のコツ・組み合わせ(古典的視点)

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巨骨まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:巨骨(ここつ)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI16)
  • 英名:Jugugu (LI16)


取穴(位置・取り方)

  • 肩の外側部、鎖骨肩峰端と肩甲棘の間のくぼみに取る。
  • 肩髃(LI15)の上方に位置し、肩関節の可動域を広げる操作で触れやすい。
  • 肩関節周囲炎や肩背部疾患で応用されてきた要穴。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点・古典的記載)

  • 舒筋活絡:肩背部や上肢の経絡を疏通させる目的で用いられた。
  • 理気止痛:肩関節周囲の痛みや運動障害の調整に応用された。
  • 清利気道:咳嗽や気喘に配穴されることもあった。


古典的応用例

  • 肩関節疾患:肩背部の強直・運動障害。『甲乙経』には「肩痛・挙がらざるを治す」とある。
  • 頸項疾患:項強、肩背の拘急。『鍼灸甲乙経』でも肩背部の硬直への記載がある。
  • 呼吸器疾患:咳嗽・喘息に応用された例もみられる。


刺鍼法(古典的記載・参考)

  • 刺入方法:0.5〜1寸、直刺または斜刺。
  • 古典的記載:肩関節痛や挙上困難に用いられるとされる。
  • 灸法:局所の冷えや痛みに対して応用された。

※本記事は古典文献を整理した教育的まとめであり、現代医療の効果を示すものではありません。深部には肺尖が位置するため、刺鍼方向・深度には特に注意が必要です。



禁忌・注意(参考)

  • 刺鍼の深度・方向を誤ると気胸の危険がある。
  • 局所に神経・血管が走行するため、刺激量に注意する。
  • 未熟な施術者による深刺は厳禁。


臨床のコツ・組み合わせ(古典的視点)

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扶突まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:扶突(ふとつ)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI18)
  • 英名:Futu (LI18)


取穴(位置・取り方)

  • 頸部、甲状軟骨と同じ高さ、胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間。
  • 喉頭隆起の外方で、人迎(ST9)よりやや後方に位置する。
  • 頸動脈の拍動部を避けて取穴する。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点・古典的記載)

  • 利咽開音:咽喉の腫痛や発声困難に応用された。
  • 降気止咳:呼吸器の不調や咳嗽を調える目的で用いられた。
  • 通絡止痛:頸部経絡の流れを整え、腫痛を和らげると記されている。


古典的応用例

  • 咽喉疾患:咽喉腫痛、声のかすれ。
  • 呼吸器症状:咳嗽、喘息。
  • 頸部のこわばり:頸部の腫脹や硬直感。


刺鍼法(古典的記載・参考)

  • 刺入方法:0.3〜0.5寸、平刺または斜刺。
  • 古典的記載:咳嗽や咽喉疾患に応用されたとされる。
  • 灸法:隔物灸などが用いられた記録がある。

※本記事は古典文献に基づく教育的まとめであり、現代医療の効果を保証するものではありません。総頸動脈・頸静脈が近接するため、刺鍼は必ず国家資格を持つ専門家のもとで行ってください。



禁忌・注意(参考)

  • 総頸動脈・頸静脈の直上にあるため、深刺は危険。
  • 気胸や失神のリスクを避けるため、刺入方向と深さに十分配慮が必要。
  • 強刺激は避ける。


臨床のコツ・組み合わせ(古典的視点)

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温溜まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:温溜(おんる)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI7)、郄穴
  • 英名:Wenliu (LI7)


取穴(位置・取り方)

  • 前腕背側、陽谿(LI5)と曲池(LI11)を結ぶ線上、手関節背横紋の上5寸に取る。
  • 橈骨の外側縁を目安に、前腕中央部で触れる。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点)

  • 清熱解毒:大腸経の実熱を清し、熱性疾患や炎症を抑える。
  • 通絡止痛:経絡の気血を疏通させ、疼痛を軽減。
  • 急性症状の改善:郄穴として急性疾患に応用される。


臨床応用(頭顔面痛・咽喉炎・歯痛・消化器症状など)



刺鍼法(安全重視)

  • 刺入方向と深さ:直刺で0.5–1寸(約12–25mm)。
  • 補瀉の使い分け:熱証には瀉法、慢性虚証の腹痛には補法。
  • 灸法:腹痛や下痢など虚寒証に有効。


禁忌・注意

  • 刺鍼時には橈骨神経や血管を損傷しないように配慮する。
  • 炎症や感染の強い部位には強刺激を避ける。
  • 妊娠初期には安易に使用しない。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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偏歴まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:偏歴(へんれき)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI6)、絡穴
  • 英名:Pianli (LI6)


取穴(位置・取り方)

  • 前腕背側、陽谿(LI5)と曲池(LI11)を結ぶ線上、手関節背横紋の上3寸に取る。
  • 前腕を回外し、橈骨の外側縁を触れて取穴する。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点)

  • 疏風清熱:大腸経の風熱を散じ、頭顔面の熱や腫れを改善。
  • 通絡利水:体内の水分代謝を促進し、浮腫やむくみに効果。
  • 清利咽喉:喉の腫れや痛みを改善。


臨床応用(浮腫・咽喉炎・歯痛・耳疾患など)



刺鍼法(安全重視)

  • 刺入方向と深さ:直刺で0.5–0.8寸(約12–20mm)。
  • 補瀉の使い分け:実熱症状には瀉法、むくみ・虚証には補法を行う。
  • 灸法:冷えや水分代謝の低下に有効。


禁忌・注意

  • 刺鍼時には橈骨神経浅枝や血管を損傷しないように注意。
  • 急性炎症の強い部位には強刺激を避ける。
  • 妊娠中は過度の瀉法を控える。


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陽谿まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:陽谿(ようけい)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI5)、経火穴
  • 英名:Yangxi (LI5)


取穴(位置・取り方)

  • 手関節後外側、手関節背側横紋橈側、橈骨茎状突起の遠位、タバコ窩(橈骨小窩)の陥凹部。
  • 長母指伸筋腱と短母指伸筋腱の間の陥凹部で、橈骨と舟状骨との間に取る。
  • 手関節を背屈すると腱が浮き上がり、橈骨茎状突起との間に明確な陥凹ができる。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点)

  • 清熱瀉火:大腸経の実熱を鎮め、歯痛・咽喉炎・顔面部の熱症状に。
  • 通経活絡:手関節や指の痛み・麻痺に有効。
  • 明目作用:目の充血、眼痛、視力障害に応用。


臨床応用(歯痛・咽喉炎・関節痛・眼疾患など)



刺鍼法(安全重視)

  • 刺入方向と深さ:直刺または斜刺で0.3–0.5寸(約7–12mm)。
  • 瀉法:実熱症状(歯痛・咽喉炎)では瀉法を中心に行う。
  • 灸法:温灸は関節痛や慢性炎症に適応。


禁忌・注意

  • 橈骨動脈が近いため、深刺は避ける。
  • 強い炎症の急性期には灸は控える。
  • 虚証では過度な瀉法を避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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三間まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:三間(さんかん)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI3)、兪穴
  • 英名:Sanjian (LI3)


取穴(位置・取り方)

  • 手背、第2中手骨指節関節橈側の近位陥凹部。
  • 握りこぶしをつくると、第2中手指節関節の後ろにくぼみができ、そこが取穴部位。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋肉:第一背側骨間筋の上。
  • 神経・血管:橈側指神経、橈側指動脈が走行。


東洋医学的機能(要点)

  • 清熱瀉火:大腸経の実熱を鎮め、咽喉・歯・頭目の熱症状に。
  • 通絡止痛:手指や肘関節の痛み・痺れに応用。
  • 和腸止瀉:下痢や腹痛を改善。


臨床応用(歯痛・咽喉炎・関節痛など)



刺鍼法(安全重視)

  • 刺入方向と深さ:直刺または斜刺で0.3–0.5寸(約7–12mm)。
  • 瀉法:炎症や実熱症状には雀啄や瀉法が適応。
  • 灸法:知熱灸を1~3壮。消化器症状や冷えを伴う場合に有効。


禁忌・注意

  • 関節付近のため深刺は避ける。
  • 急性炎症部位では直接灸を控える。
  • 虚証では過度な瀉法を避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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二間まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:二間(じかん)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI2)、滎穴
  • 英名:Erjian (LI2)


取穴(位置・取り方)

  • 示指、第2中手指節関節橈側の遠位陥凹部、赤白肉際。
  • 示指の橈側、MP関節前方の陥凹部に取る。軽く指を曲げると関節の前面にくぼみができ、そこが取穴部位。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 筋肉:第一背側骨間筋の起始部。
  • 神経・血管:橈側指神経、橈側指動脈。


東洋医学的機能(要点)



臨床応用(頭頸部症状・消化器疾患)



刺鍼法(安全重視)

  • 刺入方向と深さ:直刺または斜刺で0.2–0.3寸(約3–7mm)。
  • 瀉法:炎症や実熱症状には雀啄や瀉法を用いる。
  • 灸法:知熱灸を1~3壮。慢性下痢や冷えを伴う場合に適応。


禁忌・注意

  • 関節部位のため深刺は避ける。
  • 炎症や感染がある場合は直接灸を控える。
  • 過度の瀉法は気血を損なう恐れがあるため注意。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。

商陽まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:商陽(しょうよう)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI1)、井穴
  • 英名:Shangyang (LI1)


取穴(位置・取り方)

  • 示指の橈側爪甲角の近位外側1分、爪甲根部外側角の0.1寸に取る。
  • 爪の生え際の外側で、軽く押すと圧痛を確認できる。


解剖(近接構造)

  • 表層:皮膚・皮下組織。
  • 神経:橈側指神経。
  • 血管:指背動脈。


東洋医学的機能(要点)

  • 清熱瀉火:陽明経の熱を取り去り、咽喉や頭面部の炎症を鎮める。
  • 開竅醒神:意識障害や卒中急性期の応急処置に用いられる。
  • 通経活絡:指先から経絡を開き、経気を流す。


臨床応用(頭頸部症状・急性症状)



刺鍼法(安全重視)

  • 刺入方法:浅刺、0.1–0.2寸(約2–5mm)。
  • 刺鍼技法:瀉法で雀啄や出血させると急性症状に効果的。
  • 灸法:小灸頭灸を1~3壮。冷えを伴う指先の循環障害に有効。


禁忌・注意

  • 深刺は不要で、出血時は圧迫止血を徹底。
  • 糖尿病や血液疾患で感染・出血リスクが高い場合は注意。
  • 体力が極端に低下している患者では強い瀉法を避ける。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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手三里まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:手三里(てさんり)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI10)
  • 英名:Shousanli (LI10)


取穴(位置・取り方)

  • 前腕後橈側、曲池(LI11)から手首に向かって2寸下の部位。
  • 肘を曲げ、曲池(LI11)から橈側に向けて指2本分下に取ると分かりやすい。
  • 足三里(ST36)とともに「三里穴」と呼ばれ、全身調整に広く用いられる。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点)

  • 健脾和胃:消化機能を整え、食欲不振・腹痛・下痢に有効。
  • 調気活絡:気血を巡らせ、疲労回復・四肢無力に応用。
  • 鎮痛作用:腕の痛み、頸肩こり、歯痛などに有効。


臨床応用(消化器症状・上肢痛など)



刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.16–0.25mm、長さ25–40mm。
  • 刺入方向と深さ:
    • 皮膚に対して直刺 0.5–1.0寸(約10–25 mm)程度。
    • 筋肉を狙ってやや深めに刺すと局所循環が改善しやすい。
  • 保持時間:10–15分程度。
  • 灸法:慢性消化器症状や倦怠感には温灸が有効。


禁忌・注意

  • 血管や神経の走行を避けて刺入する。
  • 強い刺激は前腕部のしびれや痛みを起こす場合がある。
  • 炎症や外傷のある部位では施術を控える。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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迎香まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:迎香(げいこう)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI20)
  • 英名:Yingxiang (LI20)


取穴(位置・取り方)

  • 鼻唇溝中、鼻翼外縁中点と同じ高さ。
  • 鼻孔の外側縁に沿って軽く押すと圧痛や陥凹が確認できる。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点)

  • 鼻疾患の要穴:鼻づまり、鼻炎、嗅覚障害に用いる。
  • 開竅作用:鼻の通りを良くし、感覚機能を回復。
  • 局所鎮痛:顔面の痛みや麻痺にも応用される。


臨床応用(例)

  • 鼻閉・鼻炎:慢性鼻炎・副鼻腔炎・花粉症による鼻づまりに。
  • 嗅覚障害:嗅覚減退や味覚障害の補助治療に。
  • 三叉神経痛:顔面部痛に対して局所鎮痛穴として使用。
  • 顔面神経麻痺:表情筋の動き改善を目的に使用。


刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.12–0.18mm、長さ15–25mm。
  • 刺入方向と深さ(初心者向け):
    • やや上方または外方へ斜刺し、深さ 0.2–0.4寸(約3–10mm)。
    • 鼻腔に誤って刺入しないよう注意。
  • 保持時間:5–15分程度。
  • 灸:施灸は局所熱感が強すぎるため通常は用いない。


禁忌・注意

  • 刺鍼は浅刺を基本とし、鼻腔や血管への誤刺に注意。
  • 急性炎症や膿性鼻汁がある場合は、無理に施術せず医師の診察を優先。
  • 美観に関わる部位のため内出血や腫れに十分配慮。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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曲池まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:曲池(きょくち)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI11)
  • 英名:Quchi (LI11)


取穴(位置・取り方)

  • 肘外側、尺沢(LU5)と上腕骨外側上顆を結ぶ線上の中点。
  • 肘を屈曲したときにできる肘窩横紋の外端に取る。
  • 触診のコツ:肘を曲げてできるしわの外側で、橈側にある骨(上腕骨外側上顆)の前方陥凹に圧痛が出やすい。


解剖(近接構造)



東洋医学的機能(要点)



臨床応用(発熱・皮膚疾患・高血圧など)

  • 発熱・感冒:解熱・消炎作用。
  • 皮膚疾患:蕁麻疹、湿疹、アトピー性皮膚炎。
  • 高血圧:頭痛・めまい・耳鳴りを伴うタイプに。
  • 肘関節痛:テニス肘、肘部の運動障害。


刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.20–0.30mm、長さ30–50mm
  • 刺入方向と深さ:
    • 皮膚に対して直刺またはやや斜めに刺す。
    • 0.5–1寸(約15–25mm)を目安。
  • 操作:炎症や発熱には瀉法、関節痛には捻鍼・雀啄を適宜使用。
  • 注意点:深刺で橈骨神経浅枝への刺激に注意。


禁忌・注意

  • 局所に強い炎症や化膿がある場合は刺鍼を避ける。
  • 深刺しによる神経損傷に注意。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション

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合谷まとめ:効能・取穴・関連症状

名称

  • 和名:合谷(ごうこく)
  • 経穴:手の陽明大腸経(LI4)
  • 英名:Hegu (LI4)


取穴(位置・取り方)

  • 手背、第2中手骨中点の橈側。
  • 母指と示指の骨間、第一・第二中手骨の合する部分のやや母指側(指の付け根のやや背側)、第2中手骨の中央付近で触れて最も陥凹する点。
  • 覚え方:親指と示指を軽く合わせたときに現れる最も高い位置のくぼみの中央付近。



解剖(近接構造)

  • 表層には皮膚と皮下組織、筋層では第一背側骨間筋/短母指外転筋の付近。
  • 近くを浅枝の知覚神経や表在血管が走行するため、刺鍼時は出血や知覚刺激に注意する。(※触診で圧痛点や陥凹を確認してから刺入すること)



東洋医学的機能(要点)

  • 気を通じて全身の気血を調整(気滞を散らす)
  • 発汗・解熱・解表(風邪症状や発熱に用いる)
  • 鎮痛・醒神(頭痛、歯痛、顔面痛、めまいなどに広く用いられる)
  • 合谷は「四総穴」のように鎮痛効果を持つ代表穴として臨床で多用される


臨床応用(テニス肘など)

  • 鎮痛(遠隔穴):局所(外側上顆)への刺鍼に加え、合谷を併用することで鎮痛効果を上げる。
  • 組合せ例(テニス肘):合谷(LI4)+外関(TE5)+手三里(LI10)+曲池(LI11)+圧痛点(阿是穴)(外側上顆周囲)
  • 期待される効果:疼痛軽減、筋緊張緩和、握力改善、可動域拡大
  • 他の適応例:頭痛、顔面痛、歯痛、鼻疾患、消化器症状、自律神経調整など
  • 灸併用例:消化器症状がある場合は合谷に知熱灸を軽く加えると鎮痛+体質改善効果が増す


刺鍼法(安全重視)

  • 推奨針サイズ:直径0.12–0.18mm、長さ25–40mm(体格により調整)
  • 刺入方向と深さ(初心者向け):
    • 皮膚に対して**垂直(直刺)**に刺入し、深さ 約0.3–0.6寸(約3–8 mm) を目安に。体格や圧痛の有無で調整。やせ型は浅め、肥満気味はやや深め。
    • 臨床書では 0.5–1.0寸 とされることが多いが、初心者は浅刺しで反応を確認すること。
  • 操作:軽く捻鍼や雀啄で響き(得気)を確認。鎮痛を狙うならやや強めの刺激(得気あり)や電気鍼(低周波)を併用することがある。
  • 保持時間:通常10–20分程度(症例や手法により変動)。電気鍼の場合は5–20分。
  • 注意点:浅い位置に表在血管があることがあるので刺鍼中の出血に注意。強い刺入や誤刺で神経刺激(強い電撃痛)が出る場合は直ちに抜鍼し評価。


禁忌・注意

  • 妊婦禁忌:陣痛促進作用があるとされるため、妊娠中(特に初期および分娩間近)の使用は避ける。
  • 皮膚感染や創傷部位には刺鍼しない。
  • 抗凝固薬内服者は出血リスクを考慮する。
  • 刺鍼中に電撃痛や強い異常感覚が出たら直ちに抜針して評価する。


臨床のコツ・刺鍼コンビネーション(テニス肘向け)

  • 局所+遠隔の併用が効果的:外側上顆周辺の圧痛点(阿是穴)に浅〜中刺、同時に合谷に刺激を入れて分節反射・鎮痛を増強する。
  • 電気鍼の使用:合谷と外関や手三里をつないで低周波をかけると鎮痛効果が高まりやすい。
  • 徒手療法との併用:筋膜リリースやストレッチ、下肢の足三里で全身調整を行うと再発予防に貢献する。

※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。