名称
- 和名:幽門(ゆうもん)
- 経穴:足の少陰腎経(KI21)
- 英名:Youmen (KI21)
取穴(位置・取り方)
解剖(近接構造)
東洋医学的作用(要点)
主な適応
- 胃痛、食欲不振、消化不良。
- 悪心、嘔吐、呑酸、しゃっくり。
- 胸部や心窩部の膨満感。
- 不安・心悸亢進などの神経症状。
刺鍼(実践上の注意)
- 刺入方向:直刺。
- 刺入深さ:0.5〜1寸(約10〜25mm)。
- 灸法:知熱灸・温灸ともに可。特に胃弱や冷えによる消化器症状に有効。
- 注意点:深刺により腹腔臓器(特に胃)を損傷する恐れがあるため、慎重に刺入する。
臨床のコツ・刺鍼コンビネーション
- 幽門(KI21)は「胃の門を守る」ような意味を持ち、胃腸疾患に広く応用される重要な腹部腎経穴です。
- 胃痛・消化不良には、中脘(CV12)、足三里(ST36)、内関(PC6)と組み合わせる。
- 悪心・嘔吐には、内関(PC6)、公孫(SP4)との併用が有効。
- 胸部不快感や不安には、膻中(CV17)、神門(HT7)、太谿(KI3)と組み合わせて心腎を調和させる。
- 慢性の胃腸虚弱には、幽門(KI21)を含めた腎経の腹部ライン(KI16〜KI21)を連続的に用いることで全体的な調整効果が期待できます。
※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。

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