名称
- 和名:陰谷(いんこく)
- 経穴:足の少陰腎経(KI10)、合水穴
- 英名:Yingu (KI10)
取穴(位置・取り方)
- 膝窩部、膝窩横紋上、半腱様筋の外縁に取る。
- 膝を軽く曲げると触れやすい。
解剖(近接構造)
東洋医学的機能(要点)
臨床応用
- 泌尿器疾患:陰谷(KI10)を関元(CV4)、腎兪(BL23)と組み合わせて、頻尿・排尿困難・遺尿などに応用。
- 婦人科疾患:陰谷(KI10)を三陰交(SP6)、中極(CV3)と併用して、月経不順・帯下・不妊症の補助療法に。
- 腰膝のだるさや痛み:陰谷(KI10)を委中(BL40)、足三里(ST36)と併用し、下肢の気血を活性化。
刺鍼法(古典的記載・参考)
- 刺入方法:直刺。
- 古典的記載:0.5〜1.0寸の刺入。
- 灸法:冷えや下焦虚寒には温灸がよく用いられた。
※これは古典文献に基づく参考記載です。実際の施術は必ず有資格者の指導のもとで行ってください。
禁忌・注意
- 坐骨神経に近いため、深刺や強刺激は避ける。
- 急性の関節炎や感染症がある部位では使用を控える。
臨床のコツ・刺鍼コンビネーション
- 陰谷(KI10)は腎経の合水穴であり、特に腎虚に伴う泌尿器・生殖器症状に有効。
- 泌尿器疾患では、腎兪(BL23)、関元(CV4)と併用して腎気を補う。
- 婦人科疾患では、三陰交(SP6)、中極(CV3)とのコンビネーションが有効。
- 腰膝酸軟や下肢の虚弱には、委中(BL40)や足三里(ST36)を組み合わせて、下肢の気血を補強する。
※本サイトは東洋医学における経穴の学習を目的としています。実際の鍼灸施術は必ず国家資格を持つ専門家にご相談ください。自己治療として刺鍼を行うことは危険ですのでお控えください。

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